高齢者の転倒予防に向けた足首の体操

椅子に座って足首のストレッチを行い、転倒予防のトレーニングに取り組む高齢者の様子。 介護
毎日の足首体操で、つまずきにくい元気な足腰を維持しましょう。

2025年を迎え、シニア世代がいつまでも自立した生活を送るために、最も警戒すべきリスクの一つが「転倒」です。

高齢者にとって、一度の転倒は打撲や骨折、さらには寝たきりにつながる危険性を含んでいます。

転倒の原因は筋力低下やバランス能力の衰えなど様々ですが、実は「足首の柔軟性」が大きく影響していることをご存知でしょうか。

足首が硬く、つま先がしっかり上がらない「すり足」状態になると、わずかな段差やスリッパの滑り、絨毯の端などにつまずきやすくなります。

そこで今回、理学療法士も推奨する、自宅の椅子に座ったまま行える簡単な足首の体操とストレッチをご紹介します。

リハビリテーションの視点を取り入れたこの運動は、デイサービスや介護施設でのレクリエーションとしても最適です。

私たちは、山口県内で観光土産を販売している地元企業として、地域の皆様がいつまでも健脚で山口の絶景を歩いて楽しめるよう応援しています。

運動の後の楽しみとして、山口の方言がデザインされた「山口弁ボックス」を味わったり、360度動画のバーチャル旅行動画で世界各地を巡る疑似体験をしたり。心と体の両面から健康づくりをサポートする情報をお届けします。

椅子に座り、かかとを床につけたままつま先を上に大きく引き上げる高齢者の足元。
つま先を上げる筋肉(前脛骨筋)を鍛えることが、つまずき防止の第一歩です。

足首ストレッチ高齢者転倒予防

足首の可動域を広げることは、歩行時の衝撃吸収やバランス保持に直結します。

柔軟性を高めるメリット

加齢に伴い、足首周りの筋肉や腱は硬くなりがちです。

特に「アキレス腱」の柔軟性が低下すると、重心が後方に残りやすくなります。

後ろへ転倒するリスクが増えます。

毎日ゆっくりと伸ばしを行うことで、足首の動きがスムーズになります。

地面をしっかり蹴り出す力が戻ってきます。

これは歩行能力の維持だけでなく、むくみの解消や血流アップにも効果的です。

自宅でできる伸ばしの手順

  1. 椅子に浅く腰掛け、片足を前に出します。
  2. かかとを床につけ、つま先を自分の方へ強く引き寄せます。
  3. ふくらはぎの裏が伸びているのを感じながら、5秒間キープします。
  4. 左右交互に10回ずつ繰り返します。 この動きを習慣にすることで、歩き出しの第一歩が驚くほど楽になります。
壁に手をついて足を前後に開き、後ろ足のふくらはぎをしっかり伸ばすストレッチ。
ふくらはぎの柔軟性は、歩行のリズムを整えるために不可欠です。

ロコモティブシンドローム予防体操

骨や関節、筋肉の衰えにより移動機能が低下する「ロコモ」を防ぐための筋トレを導入しましょう。

つま先立ちとかかと上げの役割

下肢の筋力トレーニングは、ロコモティブシンドロームの予防に直結します。

特にかかとを上げる運動(カーフレイズ)は、第二の心臓と呼ばれるふくらはぎの筋肉を収縮させ、全身の循環を良くします。

また、つま先を上げる運動を同時に行うことで、足首の前後バランスが整い、自立した歩行をサポートします。

毎日続けられる運動プログラム

テレビを見ている時間や、歯磨きをしている最中など、日常の隙間時間を活用しましょう。

  • かかと上げ: 両足を肩幅に開き、椅子や手すりに掴まって、ゆっくりとかかとを上げ下げします(20回目安)。
  • つま先上げ: 同様に、つま先をぐっと持ち上げ、5秒間停止して下ろします。 これらを1セットとして、1日2回〜3回実施することを目指しましょう。
デイサービスセンターのホールで、スタッフの掛け声に合わせて両足を動かす高齢者グループ。
仲間と一緒に取り組むことで、運動の継続率が飛躍的にアップします。

バランス訓練高齢者向け解説

転びそうになった時に踏ん張る力を養う「バランス能力」の向上について解説します。

片足立ちで体幹と足腰を鍛える

バランス訓練の王道は「片足立ち」です。片足で立つことで、足首の細かい筋肉が重心を保とうと働き、同時に体幹の筋肉も刺激されます。

  • やり方: 壁や椅子の背を支えにして立ち、片足を床から少し浮かせます。
  • 目標: 左右それぞれ1分間を目指しますが、最初は10秒からでも構いません。 フラつきを感じたらすぐに足を下ろす、安全第一の体制で行ってください。

重心移動を意識した動き

左右にゆっくり体重を移動させたり、前後で足踏みをしたりする動作も有効です。

足裏全体で地面をつける感覚を意識することで、脳への刺激が伝わり、転倒防止の感度が向上します。

歩行訓練リハビリ高齢者の視点

正しい歩き方を再確認し、実生活での歩行機能を向上させるリハビリテーションのポイントです。

正しい歩き方のポイント

「かかとから着地し、つま先で蹴り出す」という基本的な流れを意識しましょう。

足首が硬いとベタ足(すり足)になり、重心が不安定になります。

体操で足首の可動域を確保した上で、背中をまっすぐ伸ばし、前方を向いて歩くことが大切です。

室内でもスリッパではなく、滑り止め付きの靴下や室内靴を使用することで、ケガのリスクを下げられます。

住宅改修と環境整備の重要性

リハビリの効果を最大化するには、住環境の整備もセットで考える必要があります。

  • 廊下に手すりを設置する
  • 電源コードを壁側に寄せる
  • 暗い箇所に足元灯を置く

など、物理的な障害を取り除くことで、安心して歩行訓練に取り組める環境が整います。

大きなモニターで山口の観光地の映像を見ながら、楽しそうに足踏みをする男性。
絶景を見ながらの歩行訓練は、時間の経過を忘れるほど夢中になれます。

足首柔軟性改善高齢者のためのコツ

足首の硬さを解消し、しなやかな動きを取り戻すための具体的なアドバイスです。

お風呂上がりのタイミングを活用

筋肉が温まっている入浴後は、ストレッチに最適なタイミングです。

湯船の中で足の指をグーパーと開いたり、足首をゆっくり大きく回したりするだけでも、むくみ対策と柔軟性向上に役立ちます。

毎日1分、自分自身の足をいたわる時間を作ってあげましょう。

適切な栄養摂取と連携

筋力を維持するためには、運動だけでなく食事による栄養(タンパク質など)の摂取も不可欠です。

健康づくりは、動くこと、食べること、そしてぐっすり眠ることのバランスで成り立っています。

青空の下に広がる山口県岩国市の名勝・錦帯橋の五連のアーチ。
足腰を鍛えて、いつか自分の足でこの橋を渡りきりましょう。
床に置いたタオルを、足の指だけを使って自分の足元へ手繰り寄せる運動。
足指の力を鍛えることで、地面を掴む感覚が鋭くなります。

よくある質問と回答(FAQ)

足首体操や転倒予防に関する、現場の疑問を解決します。

膝が痛いのですが、足首の体操をしても大丈夫ですか?

足首の動きを良くすることは、膝への衝撃を和らげることにも繋がります。

ただし、痛みが強い時や腫れがある場合は、無理に行わず医師の診断を仰いでください。

座った状態で膝を曲げすぎずに行うメニューから始めるのがよいでしょう。

どのくらいで効果が出ますか?

個人差はありますが、毎日10分程度の継続で、2週間〜1ヶ月ほどで「足が軽くなった」「つまずきにくくなった」と感じる方が多いです。

短期的な目標ではなく、1年後、2年後も自分の足で歩くための「日課」として取り組むことが大切です。

本文のまとめ

高齢者の転倒予防において、足首の体操は最も手軽で、かつ効果的な対策の一つです。

つま先を上げる力を維持し、柔軟性を高めることで、ロコモや寝たきりのリスクを大幅に下げることができます。

私たち株式会社楽喜は、お土産の「山口弁ボックス」販売や、バーチャル旅行動画の提供を通じて、皆様の健康で楽しい毎日を全力でサポートしています。

リハビリテーションの時間も、美味しいお菓子や素晴らしい景色との出会いがあれば、きっと素晴らしい「旅」の一部になります。

山口県の観光情報を探す際や、介護施設でのレクネタにお困りの際は、ぜひ当サイトの最新情報やパンフレットをチェックしてください。

皆様が住み慣れた地域で、笑顔で元気に過ごせるよう、これからも有益な情報を発信し続けます。

外部リンク

  1. 厚生労働省:転倒予防のための指針
  2. 株式会社楽喜 公式サイト

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